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2008.06.04 20:43
役場へ行く用事があり、ここまで来たならばと、
ずっとずっと行きたかった野依織工房さんへ。

木の看板を頼りにたどり着いたところは、
まるでソーイングテーブル?と思うような植物がのびのびと息をして
空と大地がすごく近くに感じる場所。

そして開け放たれた窓から、
「いらっしゃい」と女性の方の顔が。

多分、私の両親とそう変わらない年齢の方なのに、
思いや生き方でこんなにも可愛らしく柔軟でいられるのだと、
いろんなお話をしてそうひしひしと思いました。

自分の母に、

「その服どこでかったん?」
なんて聞くことはないけれど、
野依さんがまとわれていた生成りのシャツもパンツも、
着慣れた感じで本当に格好よくて、
旦那と
「格好いいよね、どこの服だろうね?
きっとギャルソンじゃない?」などと言っていたら、
無印のメンズと聞いて本当にびっくり。
これだけ無印を格好よく着くずしている人は見たことがなく、
あれやこれやと本当に何の話をしても、
繋がるすごさ、嬉しくなって忙しい時期なのに、
ものすごく長居してしまいました。

だって、だって、「nisica」や「ホームスパン」、
図書館で借りたばっかりの「中川ちえ」さんや「平澤まりこ」さんの
話だってできるんですもの!!

工房もとても素敵でした。
家の中心に置かれた2台の機織り機。
思わず鶴の恩返しを思いましたが、
それとは待ったく違う匂いで、
古びた匂いでなく、新しいものを生み出す匂いがしました。

賃貸で借りて自分たちの手で増築したという工房。
もうすぐ引越しをされるということで、
ならば、この場所があくわけよね?
思わず家賃を聞けば、手が届きそうな値段。
あ〜本当にのどから手が出るほど、住みたい。


そして肝心の作品。
展示会用の作品をちらっと拝見させていただきましたが、
これ!!と思うストールがあり、今もそのストールを巻いたところを想像して、
あれやこれやと思っています。

今度、じっくりいろいろと巻かせていただいて、
手にしたい1本です。

デジカメを持っていってなかったので画像がなく、
私の表現力ではなかなか伝わらないのですが、
とにかくここにこられてる方が絶対に好きな場所で、
絶対に好きなご夫婦だと思います。

今、ある場所に植えてある植物もそのままお引越しと聞きました。

とにかく今は新しい場所へ訪れることが愉しみです。

野依織工房
是非是非、足を運んでみてください。


そして、野依さんを後にして、扇風機をとりに田舎のうちに戻り、
ちょうど家の前にお姑さんがいたので、
そのまま、楓を見せに本家へ。
自分の中で、ようやくいろんな思いが流れ、
もう本当になんだろう?
他人に対して、憎んだり嫌ったりすることがどうでもよく思えて、
自分にとって心地よいものだけが、
すくっと自分の真ん中に戻った気がして、
本家に行くことも全然苦痛ではなくなりました。

そしてもう夕刻、ラッキーの散歩が気になりつつ、
久しぶりにリンダルハウスへ。
ママの顔を見て、話をするとやっぱり元気になります。

そうそう、一日の終わりに

「今日はよかった〜」と思えることはないけれど、
今日はなんだかものすごく幸せだと思えた時間を過ごすことができました。

そういえば、今朝も玄関のドアの前に置いてある花に水をあげていたら、
どこからともなく、小さな女の子の
「こんにちわ」「こんにちわ」と声が。

「えっ????幻聴?」とおそるおそる振り向くと、
同じフロアーの一室のドアが開いていて、
そこの2歳の女の子が私に向いて挨拶をしてくれていました。

ちょっとかなり嬉しかった出来事です。

話は戻って、自分はどうこれから生きたらいいのか?
目上の素敵な方に出会うと本当に明日がワクワクしてきます。